VINTAGE CULTURE BASE × LEGEND PLAYER OFFICIAL APPAREL
– サッカーの歴史と文化を纏う、新たな試み –
それは、着ることで語り継ぐ──
日本サッカー文化の継承と再発見をめざすプログラムです。
VINTAGE CULTURE BASEは、 日本サッカーの歴史と文化を次世代へつなぐ拠点づくりを目指しています。
KAKU SPORTS OFFICE 代表 角田壮監がプロデュースする日本サッカーの歴史や伝説を語り合う文化の拠点「VINTAGE CULTURE BASEフットボールコレクション」第10弾は、澤穂希氏公認のアパレル「苦しい時は私の背中を見て」です。オンラインショップ「COMBINATION MEAL」(株式会社キャンビー 代表取締役神戸洋昭)からリリース。
2008年、北京オリンピック。
女子サッカー日本代表は、世界の強豪と戦い、初めてメダルを懸けた3位決定戦に挑もうとしていた。相手は当時世界ランキング2位、圧倒的な力を誇るドイツ。重苦しい空気がチームを包む中、主将・澤穂希は仲間たちに静かに言葉を投げかけた。
苦しい時は、私の背中を見て
この言葉は準備されたものではなかった。特別な身体能力を誇っていたわけでもない。だが澤は、誰よりも走り、誰よりも諦めない。その姿で仲間を引っ張り、最後まで戦い抜く覚悟を伝えたのだ。試合は惜しくも敗れたが、彼女の背中は、チームに確かな信頼と勇気を刻んだ。
あきらめない・・・。苦しい時は、
そして3年後、舞台はドイツ・フランクフルト。2011年女子ワールドカップ決勝──相手は世界最強と名高いアメリカだった。大会を通じて澤は攻守にわたり中心的役割を果たし、チームを牽引してきた。決勝戦は、誰もがアメリカ代表有利と見ていた前半、先制を許す苦しい展開。しかし、諦めない心と絶対に勝利を掴むという意志がチームを動かす。延長後半終了間近、1-2でリードされる中、日本の敗戦が濃厚に思えた。コーナーキックを獲得するも、身長差で劣る日本にとってはノーチャンス。誰もがそう感じている中、疲労困憊のはずの澤が、ニアサイドに走り込み右足でゴールに流し込み、同点に追いつく。その一瞬で会場の空気が変わり、チーム全体に再び希望が灯った。
その後もアメリカの猛攻は続いたが、日本選手は自己犠牲を惜しまずチーム一丸となって守り抜きPK戦へ。
PK戦では、守護神のゴールキーパー・海堀あゆみは驚くべきことにアメリカの4本のPKのうち3本を阻止し、日本の優勝を大きく引き寄せ、日本の女子サッカーは悲願のワールドカップ初制覇を果たしました。
「苦しいとき…..」東日本大震災後の復興の道標
偉業を成し遂げたチーム、キャプテンの澤穂希の精神、目標を成し遂げる行動力は、サッカーの領域を超え「日本社会の理想」の組織、リーダー像として称賛された。
「苦しい時は、私の背中を見て」
この名言は、なでしこジャパンの象徴として語り継がれるだけでなく、新時代のリーダーシップの証となり、澤穂希が示した“背中”は、チームメイトだけでなく、東日本大震災後の復興に取り組む日本中を勇気づける存在となる。
彼女を未来に語り継ぐこと──それは、VINTAGE CULTURE BASEの大切な使命のひとつである。
過去の挑戦を今に語り継ぎ、次の世代へつなぐ
──VINTAGE CULTURE BASEは、そんな記憶と未来を共有する場所です。
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澤穂希選手(女子サッカー)の伝説を語り継ぐ VINTAGE CULTURE BASE × LEGEND PLAYER OFFICIAL APPAREL
オンラインショップ:キーレジェンド
澤穂希公認 アパレル NEVER STOP DREAMING 2011.7.17
「VINTAGE CULTURE BASE」は、KAKU SPORTS OFFICEがプロデュースする、日本サッカーの歴史や伝説を語り合い、次世代に継承していく“文化拠点”プロジェクトです。このプロジェクトでは、日本サッカーの黎明期を支えた選手をはじめ、アジア初制覇・世界への道を切り開いた代表選手、海外挑戦の先駆者、女子サッカー発展の礎を築いた選手たちなど、歴史に名を刻んだ“レジェンド選手”たちに再び光を当て、その功績と存在を世代を超えて語り継ぐ文化づくりを推進しています。
VINTAGE CULTURE BASE × LEGEND PLAYER OFFICIAL APPAREL –
サッカーの歴史と文化を纏う、新たな試み – それは、着ることで語り継ぐ──
日本サッカー界は、ワールドカップやオリンピックといった国際大会での日本代表の活躍に加え、地域密着型のプロサッカーリーグの定着と発展、そして教育・医療・文化など、さまざまな分野で日本社会に良質な影響を与え続けてきました。
その歩みの背景には、厳しい時代を乗り越え、礎を築いてきた先人たちの努力と情熱があります。彼らの存在があったからこそ、今の日本サッカーがあり、次世代へつなぐ価値が生まれています。
未来を見据えて今に没頭するなかで、私たちは時に、過去にある大切な価値を見落としがちになります。しかし、KAKU SPORTS OFFICEは、古き良き価値の中にこそ、これからの時代に必要な「学び」や「ヒント」があると信じています。
私たちが紹介するエピソードは、ある人にとっては「懐かしさ」であり、またある人にとっては「新しい発見」かもしれません。もしあなたがその時代を知っているなら、当時を語れる人とともに思い出を共有してください。そして当時を知らない世代の人々には、その魅力を語り継いでください。
日常の中で語られる「古き良き価値」や「懐かしさ」が、やがて日本サッカー界の新たな伝説につながる「今」をより豊かなものにしていく――。
KAKU SPORTS OFFICEは、誰もが輝ける心豊かなサッカー文化を創造し、「VINTAGE CULTURE BASE」の普及を通じて、その未来づくりに貢献してまいります。
本企画に関するご質問やご相談は、下記までご連絡ください。
KAKU SPORTS OFFICE
プロデューサー:角田 壮監(Kakuta Masami)
Website: https://kakusportsoffice.com/
Mail: contact@kakusportsoffice.com
「アスリート思考で心豊かな社会を創造する」をモットーに、競技スポーツに関わる個人・企業・団体の活動や事業を、的確な視点で分析します。そして、言語・文化・音楽・映像・活字といった多様な“シンボル”を活用し、人と人、組織と組織、企業と企業、人と組織・企業といったあらゆるつながりの中から、最大の相乗効果を生み出す組み合わせをコーディネート。新たな利益システムを構築するコミュニケーションコーディネーターとして活動しています。また、創業者・企画者としての精神をもとに、理念や目的を共有できるパートナーの育成や、持続的かつ自走可能な組織づくりを支援するシステムコーディネーターとしても貢献。さらに、競技者一人ひとりが本来持つ力を引き出すメンターとして、競技スポーツの発展にも寄与しています。