VINTAGE CULTURE BASE × LEGEND PLAYER OFFICIAL APPAREL
– サッカーの歴史と文化を纏う、新たな試み –
それは、着ることで語り継ぐ──
日本サッカー文化の継承と再発見をめざすプログラムです。
VINTAGE CULTURE BASEは、 日本サッカーの歴史と文化を次世代へつなぐ拠点づくりを目指しています。
KAKU SPORTS OFFICE(代表 角田壮監)がプロデュースする日本サッカーの歴史や伝説を語り合う文化の拠点「VINTAGE CULTURE BASEフットボールコレクション」。オンラインショップ「KEY LEGEND」(株式会社キャンビー 代表取締役神戸洋昭)とのコラボレーションで城彰二氏公認のアパレル「A NEW ERA BEGINS(新時代の幕開け) 」をリリースしました。

運命のプレーオフ(アジア第3代表決定戦)
1997年11月16日、マレーシア・ジョホールバル。日本代表はイラン代表と、悲願であるワールドカップ出場を懸けた運命のアジア最終予選プレーオフ(アジア第3代表決定戦)に臨んでいた。
歓喜への序章・伝説の同点ゴール
0-1とリードを許した後半31分。絶体絶命の状況で生まれたのが、城彰二の起死回生のヘディングによる同点ゴールだった。中田英寿の右足から放たれたクロスを力強く頭で合わせ、ネットを揺らした瞬間、日本サッカーは歴史を大きく前進させた。「ジョホールバルの歓喜」と呼ばれるこの試合は、延長戦での岡野雅行のゴールデンゴールが強く語り継がれている。しかし忘れてはならないのは、あの歓喜へとつながる扉を開いたのが、城彰二の一撃だったという事実である。
育成の成果が結実
その背景には、日本サッカーの地道な選手育成によって積み上げられた確かな成果があった。1993年のFIFA U-17世界選手権ベスト8、1994年AFC U-16アジアユース選手権での初優勝、1995年のFIFA U-20ワールドユースベスト8。そして1996年、城自身も出場したアトランタ五輪アジア予選で28年ぶりの出場権を獲得し、本大会ではブラジル、ナイジェリア、ハンガリーといった強豪と真剣勝負を経験。若い世代が国際舞台で磨かれた成果が、ジョホールバルの一夜に結実したのである。
世代の融合が生んだ初出場
各年代の国際大会を経験した世代にとっては、「アジアで勝つこと」が目標ではなく、本大会出場で活躍するという野心に満ち溢れていた。ドーハの悲劇を知る世代と、育成年代で世界を経験した世代。その融合がもたらした悲願のワールドカップ初出場。その象徴的な瞬間を刻んだのが、まさに城の同点弾だった。
新時代の幕開け
1998年フランス大会では、城彰二をはじめとする「新しい日本サッカー」の世代が堂々と世界の舞台に挑み、強豪国と真っ向から渡り合った。グループステージ敗退という厳しい結果ではあったが、その後、日本はアジアカップ連覇(2000、2004)、ワールドカップ7大会連続出場、オリンピック8大会連続出場と、アジア屈指の常連国へと成長していく。
語り継がれる伝説
城彰二のゴールは単なる同点弾ではない。
それは「悲願のワールドカップ出場」を実現させただけでなく、日本サッカーが世界へと歩みを進める“新時代の幕開け”を告げる伝説の一瞬だった。
その情熱と功績を世代を越えて受け継ぎ、過去・現在・未来をつなぐ日本サッカー文化の記憶として語り継いでいく──VINTAGE CULTURE BASEは、そんな記憶と未来を共有する場所です。
城彰二 A NEW ERA BEGINS(新時代の新時代の幕開け)・Tシャツ
城彰二 A NEW ERA BEGINS(新時代の新時代の幕開け)・・プルパーカー

VINTAGE CULTURE BASE」は、KAKU SPORTS OFFICEがプロデュースする、日本サッカーの歴史や伝説を語り合い、次世代に継承していく“文化拠点”プロジェクトです。
このプロジェクトでは、日本サッカーの黎明期を支えた選手をはじめ、アジア初制覇・世界への道を切り開いた代表選手、海外挑戦の先駆者、女子サッカー発展の礎を築いた選手たちなど、歴史に名を刻んだ“レジェンド選手”たちに再び光を当て、その功績と存在を世代を超えて語り継ぐ文化づくりを推進しています。
日本サッカー界は、ワールドカップやオリンピックといった国際大会での日本代表の活躍に加え、地域密着型のプロサッカーリーグの定着と発展、そして教育・医療・文化など、さまざまな分野で日本社会に良質な影響を与え続けてきました。
その歩みの背景には、厳しい時代を乗り越え、礎を築いてきた先人たちの努力と情熱があります。彼らの存在があったからこそ、今の日本サッカーがあり、次世代へつなぐ価値が生まれています。
未来を見据えて今に没頭するなかで、私たちは時に、過去にある大切な価値を見落としがちになります。しかし、KAKU SPORTS OFFICEは、古き良き価値の中にこそ、これからの時代に必要な「学び」や「ヒント」があると信じています。
私たちが紹介するエピソードは、ある人にとっては「懐かしさ」であり、またある人にとっては「新しい発見」かもしれません。もしあなたがその時代を知っているなら、当時を語れる人とともに思い出を共有してください。そして当時を知らない世代の人々には、その魅力を語り継いでください。
日常の中で語られる「古き良き価値」や「懐かしさ」が、やがて日本サッカー界の新たな伝説につながる「今」をより豊かなものにしていく――。
KAKU SPORTS OFFICEは、誰もが輝ける心豊かなサッカー文化を創造し、「VINTAGE CULTURE BASE」の普及を通じて、その未来づくりに貢献してまいります。
本企画に関するご質問やご相談は、下記までご連絡ください。
KAKU SPORTS OFFICE
プロデューサー:角田 壮監(Kakuta Masami)
Website: https://kakusportsoffice.com/
Mail: contact@kakusportsoffice.com
「アスリート思考で心豊かな社会を創造する」をモットーに、競技スポーツに関わる個人・企業・団体の活動や事業を、的確な視点で分析します。そして、言語・文化・音楽・映像・活字といった多様な“シンボル”を活用し、人と人、組織と組織、企業と企業、人と組織・企業といったあらゆるつながりの中から、最大の相乗効果を生み出す組み合わせをコーディネート。新たな利益システムを構築するコミュニケーションコーディネーターとして活動しています。
また、創業者・企画者としての精神をもとに、理念や目的を共有できるパートナーの育成や、持続的かつ自走可能な組織づくりを支援するシステムコーディネーターとしても貢献。さらに、競技者一人ひとりが本来持つ力を引き出すメンターとして、競技スポーツの発展にも寄与しています。