課題解決とは、ありたい姿と今の状態との差を「課題」と定義し、ありたい姿に向かう取り組みです。
課題解決のプロセスです。
状況把握→課題抽出→課題解決策の提案→課題解決策の継続的な実行
課題解決は、目標と現状を把握することから始まります。
場合によっては目標設定そのものが適正ではないことがあります。
課題が正しい方向での成長過程なのか、解決すべき課題が含まれているのかなど、課題の本質を把握します。
課題解決の分析後、課題解決策を検討、方針、取り組みを共有します。
期限目標(短期・中期・長期)を設定し、アスリート思考で目標達成向けて活動します。
課題解決の期限目標時の状況を把握し、課題解決の成果を確認目標とのギャップを認識します。
2000年代はじめ、国内フットサルがサッカー普及のコンテンツとして「健康志向者の運動機会」「誰でも気軽にできる少人数サッカー」がフットサルの社会的役割となっていたことで国内のFIFAフットサルの普及・強化・発展は国際的観点から遅れをとっていた。そのような時期、東京都でハイパフォーマンス志向の育成年代のフットサル選手の指導に関われている方々からの相談を受ける。課題解決策として育成年代のFIFAフットサルに沿った通年リーグ構想計画を立案。(公財)東京都サッカー協会・フットサル委員会に所属し、「東京都ユース(U-15)フットサルリーグ・プレリーグ」創設。翌年、東京都ユース(U-15)フットサルリーグ初代代表としてFIFAフットサルの普及と発展を視野に入れ、育成年代に定期的且つレベルに応じたゲーム環境を提供、国際サッカー評議会(IFAB)国際競技規則を意識した競技会運営、日本代表強化につながる選手育成と強化施策を遂行。そこでは、FIFAフットサルを単なる競技ではなく文化として昇華させる取り組みを展開。成果のひとつとして、東京都ユース(U-15)フットサルリーグを経験した選手が日本代表となり、成長過程において重要な役割を果たせしていることが確認された。東京都ユース(U-15)フットサルリーグは、第14回大会として活動が継続している。
FIFA(国際サッカー連盟)の管理下で行われる各年代の世界選手権の大会規程、規約、競技規則(IFABによって制定される)、大会要項などに準じて行うフットサルと定義します。
International Football Association Board(IFAB)は、サッカー、フットサル、ビーチサッカーの競技規則の改正や制定などサッカーに関する重要な事項を決める機関。現在は、英国4協会(イングランド、スコットランド、北アイルランド、ウェールズ)から各1名、国際サッカー連盟(FIFA)から4名が選出、計8名の代表者で構成され、出席者の3/4(8票中6票以上)の賛成があった場合に競技規則の改正が決まる。スイスのチューリッヒに居を構える。略称のIFABの発音は「アイファブ」。(引用元:JFA公式サイト2023年3月10日現在)
Fédération Internationale de Football Association(FIFA)世界のサッカーを統括する組織で、6大陸(ヨーロッパサッカー連盟、南米サッカー連盟、北中米カリブ海サッカー連盟、アフリカサッカー連盟、アジアサッカー連盟、オセアニアサッカー連盟)の各連盟と、211の国と地域の協会(連盟)が加盟している。読みは「フィファ」。スイス・チューリッヒに居を構える(FIFAハウス)。(引用元:JFA公式サイト2023年3月10日現在)
(写真:第1回東京都ユース(U15)フットサルリーグ選抜)
サッカー競技者のパフォーマンスに大きな影響を与えるサッカーシューズの開発は、大手スポーツメーカーによって日進月歩で進化を続けています。その発展方向は競技者本来の力を引き出すことであり、その重要な要素は「素足感覚」の品質の追求です。このサッカーシューズの「素足感覚」について考察するとサッカーシューズだけでは実現できないことが理解できます。どのようなことかを説明します。足とシューズの間にはサッカーソックスが存在し、足に直接触れているのはシューズではなく、ソックスということです。サッカーシューズを履いた時の「素足感覚」を成し遂げるための解決策として、サッカーソックス、サッカーストッキングの品質も「素足感覚」に向けることでサッカーシューズ履いた時の素足感覚を実現できる。そのためには、従来のサッカーソックスの構造では…….。そこで、考案した課題解決策「サッカーソックスのセパレート化」です。
完成されたセパレートサッカーソックスの概念・設計・構成要素
素足感覚・裸足感覚のサッカースパイクとセパレートソックスの役割
アスリート思考で心豊かな社会をクリエイトするをモットーに、競技スポーツを活動や事業にされている個人、企業、組織の情報を的確な視点から分析し、情報、文化、言語、音楽、映像、活字などのシンボルを駆使し、人と人、組織と組織、企業と企業、人と組織、人と企業など最大の効果を生み出すであろう組み合わせをコーディネートし、利益システムを構築するコミュニケーション コーディネーターとして活動します。また、創設者、創業者、企画立案者の精神である組織の理念、目的を共有できるパートナーの開発や持続的且つ自走可能な組織づくりを推進するシステムコーディネーターとして活動します。さらに競技者本来の力を引き出すメンターとなり競技スポーツの発展に貢献します。