2022年公益財団法人日本水泳連盟競技力向上コーチ委員会からオファーを受け、2023年度に事業推進ダイレクターを拝命。公認指導者養成事業における水泳競技コーチ資格事業の課題抽出と課題解決に取り組みました。
理念・目的・使命・行動指針の解釈と共通認識
先人への敬意と感謝の気持ちを忘れず、未来につながる「今」を大切にする(体質改善)
誰もが輝ける心豊かなアクアティクスワールドの創造(ビジョンの共有)
→2024年パリオリンピックから28年後のアクアティスシーンのありたい姿の共有
用語の共通理解(例:水泳とは?水泳競技とは?、水泳コーチとは?水泳競技コーチとは?)
アスリート育成パスウェイの普及(日本版FTEMの導入を提言)
水泳競技コーチ資格登録制度の再構築(競技現場と乖離した実態の改善)
→公認指導者資格制度の見直し
→養成講習会カリキュラムの見直し
→免除適応校制度の実態調査・講習内容の見直し
→講習会テキスト(水泳競技コーチ教本)改訂
→資格更新研修会カリキュラムの見直し
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挨拶
(公財)日本水泳連盟…会長:鈴木 大地
(公財)日本水泳連盟…常務理事(普及事業統括):山根 一寿
(公財)日本水泳連盟…競技力向上コーチ委員会 委員長:奥野 景介
競技力向上コーチ委員会…事業推進ダイレクター:角田 壮監
第1節 アーティスティックスイミング委員会レポート:委員長 山田…智子
第2節 飛込委員会レポート:委員長 野村孝路.
第3節 競泳委員会レポート:委員長 梅原 孝之
第4節 水球委員会レポート:委員・強化スタッフ 南 隆尚
第5節 オープンウォータースイミング委員会レポート:委員長 原 怜来
第6節 競技力向上コーチ委員会レポート:委員長 奥野 景介
(公財)日本サッカー協会…ユース育成ダイレクター:影山 雅永
競技力向上コーチ委員会…養成講習会 WG・更新研修会 WG:野口 智博
ファシリテーター 角田壮監
(公財)日本サッカー協会…ユース育成ダイレクター:影山 雅永
コーディネート 角田壮監
Introduction:競技力向上コーチ委員会……角田 壮監・花牟 雅美(AS)
Conversation 1:藤木麻祐子 × リカルド・アゼベド
Conversation 2:藤木麻祐子 × フレッド・ベルグノー.
Conversation 3:藤木麻祐子 × ローレント・チャンバーティン
Conversation 4:藤木麻祐子 × ランディ・ハンティントン
(公財)日本水泳連盟…競技力向上コーチ委員会…副委員長:水野 智佳子
競技力向上コーチ委員会…DW23 運営・映像技術配信担当:安田 純輝
(公財)日本水泳連盟…競技力向上コーチ委員会:草薙 健太・森 誠護
編集後記
【開催要項】
名称:2023(令和5)年度 デベロップメント・ワークショップ
主催:公益財団法人日本水泳連盟
主管:(公財)日本水泳連盟・競技力向上コーチ委員会
協力:(公財)日本サッカー協会・技術委員会 (公財)日本水泳連盟・競泳委員会 (公財)日本水泳連盟・飛込委員会 (公財)日本水泳連盟・水球委員会 (公財)日本水泳連盟・アーティスティックスイミング委員会 (公財)日本水泳連盟・オープンウォータースイミング委員会
期日:2023年10月9日(月・祝) 時 間:10:00開会/18:40閉会
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【統括責任者】奥野 景介(委員長)
【副統括責任者】水野 智佳子(副委員長)
【企画・構成】角田 壮監(事業推進ダイレクター)
【運営・映像技術配信】安田 純輝、能町 悠嗣、青木 裕憲、吉野 綾香
【会場設営】榎本 仁、野口 智博
【レセプション】 花牟礼 雅美、松浦 孝
【動画テロップ】森 誠護、佐藤 かほり
【アーカイブ視聴】 視聴設定:松浦 孝、馬場 康博 動画編集:森 誠護、東 翔
【連盟HP告知】毒島 めぐみ、佐藤 かほり、馬場 康博、上野 太助、荒畑 由喜、荒田 恭兵、吉野 綾香
2023(令和5)年度 デベロップメント・ワークショップ報告書
【発 行】山根 一寿、奥野 景介、角田 壮監
【編 集】水野 智佳子、角田 壮監
【編集補助】安田 純輝(全般)、花牟礼 雅美(AS)、野村 照夫(飛込)、若吉 浩二(水球)、東 翔(OWS)、 森 誠護(競泳・アンケート集計)、草薙 健太(アンケート集計)
【翻 訳】 田中 美沙稀
【協 力】
(公財)日本サッカー協会 技術委員会 (公財)日本水泳連盟 アーティスティックスイミング委員会 (公財)日本水泳連盟 飛込委員会
(公財)日本水泳連盟 競泳委員会
(公財)日本水泳連盟 水球委員会
(公財)日本水泳連盟 オープンウォータースイミング委員会
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目 次
第1節 (公財)日本水泳連盟会長挨拶
第2節 (公財)日本水泳連盟常務理事挨拶
第3節 (公財)日本水泳連盟競技力向上コーチ委員会委員長挨拶
第4節 競技力向上指導指針準備号の企画意図
第1節 日本水泳連盟の理念・使命・行動指針
第2節 日本水泳連盟の沿革(小史)
第3節 日本水泳連盟の取り組み
第1節 競泳委員会レポート
第2節 飛込委員会レポート
第3節 水球委員会レポート
第4節 アーティスティックスイミング委員会レポート
第5節 オープンウォータースイミング委員会レポート
第1節 競技力向上コーチ委員会の活動
第2節 2020 年までの目標と達成状況の総括
第1節 水泳競技コーチの養成及び指導者養成事業の概要
第2節 水泳競技コーチの教養の向上
第3節 水泳競技コーチ資格の登録制度
第4節 国際交流と競技の発展への貢献
第1節 JASF 理念の実現に向けて
第2節 2052 プロジェクト構想計画
第3節 これから求められる JASF コーチ委員会の取り組み
第4節 水泳競技コーチの養成とアスリート育成パスウェイ
第5節 誰もが輝ける心豊かなアクアティクスワールドの実践者
第1節 競技力向上指導指針とは?
第2節 競技力向上指導指針作成の意義
第3節 一貫指導とは?:育成と強化の取り組み
第4節 アクアティクス用語の共通理解
第1節 競泳界の名将
第2節 飛込界の名将
第3節 水球界の名将
第4節 アーティスティックスイミング界の名将
第5節 オープンウォータースイミング界の名将
第6節 ハイダイビング界の名将
第7節 水泳競技界の名将から学ぶ水泳競技コーチ4のあるべき姿
第1節 DW2023 対談録1(藤木氏×リカルド氏)
第2節 DW2023 対談録2(藤木氏×フレッド氏)
第3節 DW2023 対談録3(藤木氏×ローレント氏)
第4節 DW2023 対談録4(藤木氏×ランディ氏)
第5節 DW2023 対談録の総括
第1節 国際水泳組織の概要
第2節 国際競技会及び選手選考
第3節 国内競技会
第4節 世界中で Good Play が溢れる競技会を創る
第1節 ボスになるな。リーダーになれ。
第2節 今日を超えるために
第3節 一流を極める偉人の名言集
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【発 行】
常務理事(普及事業統括)山根 一寿
競技力向上コーチ委員会 委員長 奥野 景介
事業推進ダイレクター 角田 壮監
【編 著】角田 壮監、安田 純輝
【編 集】奥野 景介、水野智佳子、野口 智博
【編集協力】 林 亨、森山進一郎、伊藤 晴香、上野 太助、荒田 恭兵、中田 萌、馬場 康博
【執筆協力】
アーティスティックスイミング委員会 委員長 山田 智子
飛込委員会 委員長野村 孝路
競泳委員会 委員長 梅原 孝之
オープンウォータースイミング委員会 委員長 原 怜来
水球委員会 委員 南 隆尚
アーティスティックスイミング・スペイン代表 HC 藤木麻祐子
男子水球日本代表コーチ 長沼 敦
【翻 訳】田中美沙稀
【協 力】
競泳委員会、飛込委員会、水球委員会、アーティスティックスイミング委員会、オープンウォータースイミング委員会
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<追加事業>
2023年度事業確定後に2017−2024中期計画における当委員会の目標未達成の課題の抽出、本連盟の理念、目的に沿った事業計画を推進する「事業推進部門(2052プロジェクト構想計画)」を設置し、以下の3項目を追加した。
2014年以降更新されていない水泳コーチ教本(養成講習の教本)の改訂の準備、調整
我が国の水泳競技、水泳競技文化の「ありたい姿」の創造
水泳競技コーチの「ありたい姿」の共通理解
すべての水泳競技コーチが日本代表の強化を支える上での共通認識
水泳競技コーチ教本の拠り所
2022年度の競泳のみの研修から2052プロジェクト構想計画に沿った飛込・水球・AS・OWSを含めたアクアティクスファミリーを対象にした企画にアップデート。
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(2)競技力向上コーチ養成事業
① 水泳競技コーチ資格審査の実施
② 水泳競技コーチ資格の新規登録・再登録・登録更新
③ 水泳競技コーチ更新研修会の実施
④ 水泳競技コーチ新規養成講習会の実施
⑤ 水泳競技コーチ資格の普及促進
⑥ 水泳競技コーチへの成長支援(世界レベルのコーチの養成)
⑦ 競技力向上指導指針の作成・冊子発行
⑧ 水泳コーチ教本の改訂準備(2025年度改訂予定)
⑨ 水泳競技コーチ養成指導者 養成指針作成・冊子発行準備
⑩ 水泳競技コーチ資格の細分化(認定資格)検討部会の設置および運営
⑪ 水泳競技コーチへの伝達および問合せ対応の効率化の向上
公認水泳競技(競泳・飛込。水球・AS・OWS)コーチ3の基礎資格の重要性を提言
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水泳ニッポン・中期計画2017−2024を発展させた『水泳ニッポン・新時代構想』は、水泳競技コーチ資格事業の課題抽出と課題解決策をまとめた競技力向上指導指針(2023)が深く反映されています。
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(公財)日本水泳連盟 公式サイト
水泳ニッポン・中期計画2017−2024をさらに発展させ、『水泳ニッポン・新時代構想』を新たに作成いたしました。
(公財)日本水泳連盟 次の100年に向けてのアクションプラン
(公財)日本水泳連盟 中期計画2025−2032
令和7(2025)年度事業計画 2025年3月追記(P17,18)
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ーー本記事掲載 2024年2月21日
ーー更新 2025年3月
ーー更新 2025年4月
ーー更新 2025年5月
「競技者本来の力を引き出す」ためにを理念に、グローバルシーンで実績を残している様々な競技のトップアスリートや競技団体のマネジメントやディレクションで培った「競技力向上のための組織づくり」をはじめ、社会にスポーツが持つ有益な効果を生み出すためにスポーツシステムコーディネーター、スポーツプロデューサー、プロジェクトコンサルタントとして、次世代ニーズを見据えた魅力ある競技スポーツシーンの創出に努めている。
KAKU SPORTS OFFICEは、「アスリート思考で心豊かな社会を創造する」をモットーに、競技スポーツに関わる個人・企業・団体の活動や事業を、的確な視点で分析します。そして、言語・文化・音楽・映像・活字といった多様な“シンボル”を活用し、人と人、組織と組織、企業と企業、人と組織・企業といったあらゆるつながりの中から、最大の相乗効果を生み出す組み合わせをコーディネート。新たな利益システムを構築するコミュニケーションコーディネーターとして活動しています。
また、創業者・企画者としての精神をもとに、理念や目的を共有できるパートナーの育成や、持続的かつ自走可能な組織づくりを支援するシステムコーディネーターとしても貢献。さらに、競技者一人ひとりが本来持つ力を引き出すメンターとして、競技スポーツの発展にも寄与しています。